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(バングラデシュ)

海外情報誌“ARDEC”について
 本誌は農業農村開発に関する世界の新しい情報を読者に提供し、海外協力への理解を深めていただくために、平成6年度から1年に3回発行しているものです。
 ARDEC(アルデック)とは、本誌の発行所である海外農業農村開発技術センター(Overseas Agricultural and Rural Development Center)の略称ですが、農業土木技術者全体の情報誌として位置づけていることから、農林水産省、国際協力機構、緑資源機構、農業土木学会、海外農業開発コンサルタンツ協会のご協力により編集を進めております。


2004年は国際コメ年です。



(ホンジュラス)

新しいごはん文化の創造

東京大学 名誉教授
国際コメ年日本委員会 会長 木村尚三郎

 そのおいしさと、美容食・健康食の観点から、日本以外ではコメの人気は高まる一方である。スシバー、回転ズシの類いは、世界中に広まりつつあり、日本のスシ米だけは高値でも世界に売れていく。パリ・サマリテーヌ百貨店に隣接する、セーヌ川に面した「ケンゾー・ビル」では、地下にハイテク回転ズシ屋まで登場している。客席一人一人の前にはパソコンが立ち上がっており、映像でもチャットでも楽しみながら、スシが食べられる。

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(ミャンマー)

国際コメ年

アジアモンスーンにおけるコメの需給展望

東京大学 大学院 農学生命科学研究科
助教授 川島博之

国際コメ年に考える、米

農林水産省 大臣官房国際部
国際協力課課長 後藤 健

未来に向けたIRRIの挑戦

国際稲研究所 柳原誠司

中国の食糧安保とコメ戦略

農林中金総合研究所
副主任研究員 リャン・ウェイ


世界の協力機関が取り組んでいる課題や新しい技術についての、最新情報をお届けします。

(夕焼けを浴びる赤い稲穂)

PEOPLES' LIFE

いまどき
赤い米を作る人、食べる人

NEW WAVE

「食は愛」―穀菜食のススメ  お米パワーを命に生かす

3000万本を植林してノーベル平和賞 ケニア・副環境相のマータイさん

JAPANESE ORGANIZATION

パプアニューギニアに稲作を有機農法のラバウル人材基地

貧しい人たちに安全な水を

BOOK REVIEW

梅原 猛・安田喜憲 共著 『長江文明の探究』

編集後記