農村開発とイノベーション:注記

*1 援助をより効率化するための援助国と被援助国の間の合意。①被援助国の主導体制(Ownership)、②援助国側が被援助国側の開発戦略に合った支援をすること(Alignment)、③被援助国で活動する際のルールを簡素化させる(Harmonization)、④結果を重視する開発政策を心がける(Results)、そして、⑤援助国・被援助国側がお互いに責任をとる(Mutual Accountability)の5原則を含む画期的な取り決め。
http://www.oecd.org/dac/aideffectiveness/parisdeclarationandaccraagendaforaction.htm
*2 コロンビア大学教授のジェフリー・サックス氏などが中心に考案した開発援助のモデル。水・インフラ・教育・食料・保健などの多分野の支援を一度に同じ場所で、かつボトムアップで行うことにより、大きな開発効果を生むという考えに基づいたプロジェクト。エチオピア、ケニア、セネガル、ルワンダなどのアフリカ諸国で導入されている。
http://www.millenniumvillages.org/about/overview 
*3 2007年に国際金融公社と世界資源研究所が定義したところによれば、年間所得が3000ドル未満(購買力平価)の人々で、低所得ながら人口は多く、未開拓市場という意味合いでも使用されている。
*4 http://www.kiva.org/about/stats 2013年1月12日にアクセス時点。
*5 外務省ウェブサイト。 http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/24/4/0404_05.html
*6 Karim R. Lakhani and Jill A. Panetta, The Principles of Distributed Innovation in Innovation, MIT Press, 2007
http://www.mitpressjournals.org/doi/pdf/10.1162/itgg.2007.2.3.97
*7 Steve Kelman, Why contests are a smart procurement tool, Commentary section of FCW website, 2012
http://fcw.com/articles/2012/02/15/comment-steve-kelman-contests-government-procurement.aspx
*8 市場経済における通常の流通では届かない貧困層への供給のために開拓されたルート。
*9 中村俊裕、「シンプルなテクノロジーが生んだ変化。真のイノベーションがもたらすもの」、ダイアモンドオンライン 2012年。
http://diamond.jp/articles/-/19181
*10 中村俊裕、「日本企業の前に立ちはだかる途上国のハードル。ガラパゴスなモノづくりを脱するには?」ダイアモンドオンライン 2012年。
http://